お金の言い訳をする負け組の特徴とは?10代から考えるお金の知識

自分は10代のころ「将来はなんとかなる」って考えるタイプでした。

だけど、大人になると「もっと将来のことを考えるべきだった」と後悔したことがあります。

お金のことを考えないまま大人になって、お金を貯蓄するより今の楽しさのためにお金を使うようになっていました。

毎日のように友達と飲みに行くのは当たり前で、パチンコやギャンブルだって好きなだけ打ち込みました。結果、どんなにお金を稼いでも手元にお金が残らない生活を繰り返していたのです。

 

今の時代はなおさらお金の大切さが増しています。ここ数十年で度重なってきた増税によって、収入が増えても手元にお金が残りづらいからです。

「適当なお金の使い方をして、適当な仕事に就けばいい」「今さえ楽しければいい」という考え方は間違いで、10代のうちから将来を見据えてお金について考えるべきです。

お金で失敗する原因

お金で失敗する人の多くに、共通した原因があります。

それはリスクを好んで「ハイリスクハイリターンが好き」なことです。多少のリスクが必要なこともありますが、不幸なことに儲け話につぎ込んで投資トラブルに巻き込まれて命を絶った若者もいます。

うまい話を鵜吞みにせず、自分で考えて判断するには若いころの知見が重要です。

 

人口構造の変化で豊かに暮らせる人は減る運命

若い人が豊かに暮らせるか、それは人口構造を考えると見えてきます。

これまで、日本で景気が良いときは若い世代が多く、老齢人口が少ない人口構造になっていました。

なぜなら、働く人が多いので老齢人口の医療費や年金などを、たくさんの若い人たちで支えることができたからです。

日本の平均年齢が20代のころに今の公的保障制度(年金など)が作られました。

それから時がたち、日本人の平均年齢は50代となり、超高齢化社会を迎えています。

少ない若者で老齢人口を支える、これだけを考えても若者の負担が大きくなることは明白です。

つまり、これまで以上に豊かに暮らせる人が絞られる社会になっていくでしょう。

だからこそ、若い人は知恵を持っておかないと、負け組となる確率が高いです。

 

若いときは社会勉強のためにお金にを使うべき?

一昔前は「お金の色々な使い方をするのも経験」という考え方がありました。

私も職場の先輩などに、若いときは「稼いだ分たくさん使え」などと言われた覚えがあります。

だけど、それは日本の景気が良くなり、自分の稼ぎも良くなっていくことが前提です。

かし、現在は「景気が悪くなる可能性の方が高い」と言わざるを得ない状況です。

「年功序列」「終身雇用」が当たり前だった時代に生きた先輩方の話を、若い人がまともに聞くべきではありません。

「堅実さ」と「リスク回避」

これからの時代、大切なことは「堅実であること」と「リスクを回避すること」だと思います。

お金は最初から堅実に使え

お金の使い方は「最初から」極力無駄遣いを避け、堅実に使える人になるべきです。

お給料で増えたお金は、絶対に一定額を貯蓄に回します。

「社会に出た瞬間」むしろ「学生でお小遣いをもらった瞬間」から、習慣づけるのは早いほど良いです。

お金がなくても楽しめる時代です

「お金がないと楽しみがない」なんて言う人もいますが、今はネットさえつながっていれば大抵のことは家でできますよね。

趣味にもお金がかからない時代、わざわざお金を使う必要がない、それを最初にわかっている人はお金が貯まりやすくなります。

リスクを回避する

もう一つ大切なのは、リスクを回避することです。そもそもお金のリスクとは何かを考えてみましょう。

お金に困るリスクとは?

・働いていた会社が倒産する

・会社の構造改革によりリストラされる

・給料削減で収入が減る

 

やはり、働いている環境が変わると、大きなリスクがあります。

何度も言いますが、これからの時代はかなり厳しい時代。「絶対にここにいれば安心」なんて会社はありません。

だけど、今働いている会社で何かあっても「違う仕事でもお金を稼げる」ならどうでしょう。

そのスキルを身に着けるための自分磨きは財産となります。

 

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