生粋のパチンカーなら誰しも「休みの日は思う存分パチンコを打っていたい!」と思うでしょう。私も生粋のパチンカーで、10年ほど思う存分パチンコを打ち続けてきました。それだけパチンコを打ち続けると、様々なドラマが起こるのは必然です。
私もわずか1週間で20万円の負けを経験したことがあり、これだけお金がなくなると、人生終わったクズ野郎の気持ちになりますよ。家族に顔を合わせるのが辛くて、自己肯定感が底辺まで落ち込みます。たぶん、そんな気持ちはパチンコで大負けした人なら一度は味わったことがあるでしょう。
パチンコは以前に比べて大当たり確率が甘くなっています。例えば、以前は399分の1というMAXタイプのパチンコが人気でした。ただし、私が20万円を負けたのは2020年、MAXタイプの台は規制によりすでにホールから撤退していた状況です。それからのスタンダードはミドルスペックという、319分の1の確率で大当たりするスペックのパチンコ台です。
計算上は、1000円で20回転回る台で、平均16000円に1回大当たりが来ます。MAXタイプなら20000円で1回の計算なので、それより甘いミドルスペックでそんなに負けることはない気がしていました。だけど、不運なときは不運が重なるのがパチンコというものです。どちらに偏るかによって、20万円の負けは全然あり得ることなんです。
目次
20万円負けの流れ(回転数と連チャン)
私が20万円を溶かしたときの流れを記録していました。合計15回の初当たりを引いたんですが、その当たりが不運な方に傾いてしまいました。そんなとき自分のついてなさに絶望してしまいそうになります。
- 1510回転ハマり➡単 -73000
- 102回転➡2連 -4000
- 705回転➡単 -31000
- 251回転➡10連 +60000
- 332回転➡単 -15000
- 430回転➡単 -20000
- 365回転➡5連 +1000
- 1回転➡17連 +48500
- 1310回転➡単 -65000
- 251回転➡3連 -3000
- 445回転➡11連 +18000
- 952回転➡3連 -50000
- 75回転➡単 -4000
- 125回転➡単 -6000
- 520回転➡単 -23000
大きなハマりが起こった上に、追い打ちをかけるように単発の確率が50%オーバーでした。ここまで不運が重なると遠隔やホルコンを疑ってしまいます。そもそも、大当たり確率や確変突入率も低く、7000回転ほど回しても、確率はまったく収束していません。そもそも、1000回転以上のハマりがこんな頻繁に起こったら、軍資金が少ない人なら即死でしょう。1000回転ハマる確率は意外と高いので、ミドルスペックを打つなら5万円を投資する覚悟がなければいけません。しかも残酷なことに、ハマったあとに単発が来てしまうことは日常茶飯事です。
もちろん台選びは適当ではなく、ボーダーラインを上回る立ち回りを基本的には行っています。それでも、ミドルスペックを立ち回るとこんな辛すぎる結末を迎えることもあるんです。こういった最悪の事態を想定している人は少ないかもしれません。「軍資金が3万円あるから大丈夫」みたいな甘い考えでは、ミドルスペックを打ち続けるのは厳しいでしょう。良いことばかりを思い描いてホールへ繰り出すと、思わぬしっぺ返しが待っています。
パチンコとの付き合い方を考える
パチンコで勝てるのは、自由な時間があるニートです。働かずにパチンコで飯を食うパチプロも、勝った金額から所得税を払ってなければニートです。つまり、パチンコを極めたプロになったところで、社会的地位が高くなることはありません。
サラリーマンが勝つのは、相当な優良店でもない限り難しいと思います。サラリーマンの場合、平日の稼働は夜になるので数時間しか遊戯ができません。スロットの設定狙いならその時間からでも勝負できますが、パチンコの交換率が低いお店で稼働するなら圧倒的に不利な立ち回りとなります。
結論、やはりパチンコで稼ぐことはあまりおすすめできません。だけど、やっぱりパチンコは楽しいので辞めたくない気持ちもわかります。特にパチンコしか楽しみがない人なんかは「もうパチンコはやめてやる」と思っても、しばらくすると行きたくてたまらなくなっちゃうでしょう。
パチンコを続けるなら、遊びと割り切ってしまうのも一つの選択肢だと思います。その場合、レートを落として1パチを楽しむのがいいでしょう。4パチなら20万円負けでも、1パチなら5万円負けで済みます。まぁ、そんなに負けることは滅多にありませんし、釘が優良なお店なら1パチで安定して勝つこともできます。パチンコは勝つこともありますが、負けることの方が多い遊戯なので、楽しみたい人は1パチしばりで稼働した方が安全です。