「ニートだから将来は絶望的だ。」こんな最悪の考え方をしていませんか?
私がニートだったころ、引きこもりの生活をしていた時期がありました。その時のメンタルは、スターウォーズのダースベイダーのように暗黒面(ダークサイド)に落ちていたことを覚えています。家族からの視線も冷たく、どこか生きづらささえ感じていたように思います。だけど私の場合、「ニートで引きこもりの時間」があっても、ちゃんと定職について、副業でもお金を稼げるようになりました。
周囲の目を気にしたり、現状にくよくよしているくらいなら、未来を良くする方法を考えるべきです。気付いてないかもしれませんが、ニートだからできることがあるはずです。私がニートだったころ、こんなことを考えていました。
「コミュ障だから、社会に適していない。会社に行っても、どうせ長続きしないし、こんな自分に価値はない。こんな悲しいこと、思いたくはないけれど頭をよぎる。だけど、何かきっかけがなければ絶望が消えない。どうせなら、人と接することがないまま生きていける道を探してみてはどうだろう?」
私の場合はニートをやっているとき、お金を稼ぐことを根本的に考えたのが人生の転機となりました。
お金を稼いだら人生は変わります。お金持ちになる一番のメリットは「ストレスが減る」ことだと思います。お金を持っていれば嫌な人間関係に身をおいて仕事をする必要もありません。
将来や今の生活への不安がなくなると、憂鬱な気持ちなんて吹き飛んでしまいます。
目次
引きこもりが抱えている想いと家族の接し方について
引きこもりの家族がいるとき、誤解しがちな考え方があります。それは引きこもりが、怠惰な気持ちで引きこもりっているということです。
いつも家にいて、ゲームばかりしている人を見たらそう思いますよね?そうではなく、引きこもりは人生に絶望している人の方が多いです。特に成人した引きこもりは、自分が「社会不適合者」と思ってしまいがちです。
だから、現実から逃げるためにゲームやネットに没頭するのです。だけど、社会では落ちこぼれということを十分自覚しているのです。社会不適合者だと自分のことを認めてしまうことはつらいことです。
成人して社会人になると、辛いことの方が多いです。大人としての常識を問われて、会社の規律にそぐわないとのけ者にされます。そもそもコミュ障の人が上手くやるって難しいことですよね。
引きこもりの人へ家族ができること
引きこもりの人に「ちゃんと働きなさい!」と声を掛けても余計に心の傷が広がります。引きこもりを家族に持つ人は、関わり方が難しいでしょう。一つアドバイスをするなら、温かい気持ちを忘れないようにすることです。
決して怠け者なわけではありません。人生に希望を見出せば、引きこもりの人でも別人のように変わることができます。私も「元引きこもり」で優秀なトップセールスになった人を知っています。ネットで商売を始めて、独立した人だっています。
引きこもりを経験した人は少数派の人達です。だからこそ、普通の人にはわからない自分と向き合う時間が増えます。そして、一般的な生き方をしてきた人以上の成果を出せる人になる可能性だってあるのです。しかし、そのきっかけは自分で見つけるしかありません。
引きこもりが目覚める手助けこそ、家族ができることなのです。決して、「仕事をしろ!」とけつを叩くことだけが、ニートを奮起させる術ではないのです。
ニートには時間という資産がある
ニートの一番の武器は、間違いなく時間です。有り余るほどの時間があれば、色んなことを考えられるし、色んなことに挑戦できます。自分がニートだと、自分だけが取り残されているような気がしてなりません。だけど、ニートの方が勉強できるし、職場で働いていてはできない経験を色々できるはずなんです。ゲームをしたり、テレビを見たり、ネットサーフィンをする時間は働く人の何倍も多いでしょう。だけど、それだけでは自分の身になっているとは言えません。
例えば、ゲームが好きならそれを実況したり、編集してyoutubeに投稿して収益化したり、お金を稼ぐ手段に変えていきます。そしたら、普通にゲームをしている時とは違った工夫が生まれて、より視聴者を集められる動画を作る努力をするはずです。
ニートは好きなものに詳しくなる
ニートで家にいる時間が長いと、テレビやアニメを見る時間が増えます。私も、ニートの間に触れた作品がたくさんあり、特にアニメをたくさん観ました。
ニートの時間は「自分の好きなもの」について詳しくなりやすいです。ブログを書いたり、SNSやyoutubeで発信したり、それで収入を稼ぐこともできます。ニートの間に、好きなことしてお金を稼ぐ方法を考えてみるのは、けっこう大事なことだと思っています。
ニートは面の皮が厚くなる
周囲に白い目で見られてニートを続けるって、けっこう大変なことだと思います。
家族や親せきに嫌味を言われたりして、私も嫌な気持ちをたくさん味わったのを覚えています。
だけど、世間体を気にしてあせるより「言わせておけばいい」って、面の皮が厚くなった方がいいです。
自分がやりたいこと、好きなこと、何を仕事にするか、人生について考える機会は、人生で何度もありません。
しっかりと自分の方向性を見定めて、挑戦するためにも面の皮の厚いニートであることをおすすめします。
だけど、家族にだけ面の皮が厚いのに、他人には何も言えない内弁慶なだけではいけません。家族に対する優しさや、申し訳ないという思いを持っておくことは、ニートから一皮剥けて成長するときに必要なエネルギーになるはずです。