どうしてもお金がなくて絶望している人へ伝えたいことがある。

私はお金がないことで幸せを感じられないことがありました。

もともとポジティブな性格だったのに、お金がないことで性格もネガティブになりました。

お金がなくて惨めな気持ちになるたび、いつもこんな考えが浮かんできます。

やっぱりこの世界はお金がないと幸せになれない・・・。

こうやって自分を軽蔑したところで、もっと自分の身体はお金に支配されていきます。

なぜなら、お金がないことを否定するのは自分自身を否定するのと同じだからです。

どうしてもお金がなくて絶望している人へ伝えたいこと

お金がないと自分の人生に絶望することがあります。毎日何をしても楽しくないし、何を食べてもおいしくない時期がありました。

だけどこれらの不幸はお金が作り出したものではなく、自分の考え方によって生み出しているものです。それに気づけば、前向きな自分を取り戻すことができるでしょう。

お金の価値を過大評価していないか?

「お金は大切にするべき」という考え方は、自然と身についていきます。普通の家庭なら、お金を無駄にしないように幼少期からしつけられるものです。

だけどお金が大切だと思っている人ほど、お金がないときは自分に価値がないように感じてしまうのです。

あなたはお金の価値を適正に計れているでしょうか?お金がなくてつらいと感じているなら、お金のことを過大評価しすぎているかもしれません。

 

私がお金にコントロールされていた理由

お金に執着しているのは自分の経験によるものが大きいです。自分の人生を振り返ってみて、この3つが私の悪循環を生んだ原因でした。

  • 高い学費をかけて学校に行ったから社会人になって親孝行したかった。
  • 営業職について「稼ぐのが正義」と教えられてきた。
  • ギャンブルをすることでよりお金に執着するようになった。
社会人になったときがお金で失敗するスタート地点でした。

お金を稼いで親孝行をしたくて、社会人になって営業職で頑張りました。営業成績もそれなりに上がって、順調な社会人生活を送っていたんです。

だけど、仕事を頑張りすぎたらストレスがたまることもあります。そのストレス発散方法としてギャンブルをやったのが最初の間違いです。

「勝つことが正義」という考えを持っている人間にとってお金が増えることだけが正義です。勝つことを求めてギャンブルを続けた結果、負けが続いてしまったら自分を肯定できるものはなくなります。

あなたは勝者になることだけが正義だと思っていませんか?お金を持つことだけが勝者だと考えていませんか?

誰かと比較しても不幸になるだけ

お金持ちの裕福な生活、自慢話、あなたはハッピーな気持ちになれますか?幸せどころか不幸を感じてしまいますよね。

私たちは子どもから大人まで競争させられて、何度も自分が望んでいないレースに立たされてきました。勉強やスポーツ、出世争いなど得意・不得意に関係なく「勝者になることが正義」と教育されて、順位づけされて自分の価値を図られました。言い換えれば、これは「誰かの勝利が自分の不幸になるシステム」です。

ほとんどの人はこのシステムの上で踊らされているから、誰かの幸せを見ることで不幸を感じてしまいます。つまり「勝つことが正義」という考え方は不幸を感じる原因になります。

そして大人になるほど「お金を持つことが勝者であり正義である」という考えが浸透しています。会社では営業成績が良い人が賞賛されて、営業成績が悪ければ軽蔑されます。だけど人が集まって競えば、必ず最下位の人が決まります。100人集まれば最下位の可能性は低いんですが、5人くらいなら誰が最下位になってもおかしくないです。人と比べて不幸を感じるのではなく、自分の成長を楽しむことが大切です。

お金がないことを不幸と思うのは自分の考え方に原因がある

お金がないことを不幸と思うのは自分の考え方に原因があります。場合によっては、これまで良しとしてきた考え方が不幸を生むこともあります。

それに、他の誰かと比べて不幸を感じてしまう人も多いでしょう。これからお金持ちになりたいと思うなら、負の感情もコントロールして冷静に自分の考え方をみつめなおしてみましょう。絶望感を抱えたままでは、お金を稼ぐエネルギーは生み出せませんからね。

  • お金がないことを否定するのは自分を否定するのと同じ。
  • お金のことを過大評価しすぎている可能性がある。
  • 「勝つことが正義」という考え方は不幸を感じる原因となる。

先日、会社の上司が「勝つことが正義」の理論で職場の人へ諭していました。「社内にライバルを作りなさい。その人に負けたくない気持ちを持つことが仕事の原動力になるから」と真顔で言っていましたね。

この考え方が蔓延しているおかげで、どれだけの日本人が不幸になっているのか計り知れません。勝者が少なくなった社会において、他社と比べて生きることほど窮屈なものはありません。毎日を楽しむコツはナンバーワンではなく、オンリーワンな自分をみつけることだと思います。

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