薬の臨床検査を受ける代わりに、報酬をもらえるのが治験バイト。
お金が欲しい人は自ら被験者となって、薬の効果を試します。そんな治験バイトには、こういった特徴があります。
- 薬を服用することで報酬がもらえる
- 報酬が高めに設定されている
- 健康体なことが被験者になる条件
治験バイトは「被験者になる」というリスクがあります。しかし、一般人が労働以外でお金を稼げる、数少ない手段です。最近の治験は「喘息」「うつ病」「認知症」など、受けたい治験を選ぶことができます。
目次
治験バイトの収入はいくら?
治験バイトは一般的には1回あたり1万円程度が相場です。宿泊のある治験ならもっと高いんですが、ほとんどの治験は通院となります。破格の報酬ではありませんが、日雇いで1日アルバイトするよりも高いくらいです。なので、治験を割のいいバイトと割り切っている人もいます。
治験バイトの目的
そもそも、治験バイトの目的って何でしょう?その答えは「効果や副作用を実証するために新薬を試すこと」です。
- 製薬会社が薬を開発する
- 治験をして効果と安全性を検証する
- 正式に薬と認可される
製薬会社は、正式に薬とするための臨床試験が必要なので、治験で被験者に投薬して検証します。もちろん、開発段階では市販の薬ではないので、副作用などに注意が必要だと思いますので、健康状態に自信がない人は避けた方が無難かもしれません。
治験バイトまとめ
治験バイトは、個人的にはあまりおすすめしません。被験者である以上、絶対的な安心を治験に求めることはできません。
安全性や健康面を考えると、お金に余裕があるときは治験バイトはやらなくていいものです。だけど、お金が欲しい事情があったり、生活が苦しくてストレスを感じている、そんな立場だったら、治験バイトも悪いものではありません。
なぜなら、治験は将来誰かの役に立つ薬を作るためのもの。「ボランティア」という気持ちでやるなら、自分自身も納得できます。治験バイトに参加するかどうかは自己判断で行いましょう。