「全然お金が貯まらない!」と感じているなら、最初に見直すべきは自分自身の考え方です。お金が貯まる人と貯まらない人の決定的な違いがそこにあります。
例えば、このような考え方に当てはまるなら、お金が貯まることは「絶対に」ありません。
- 社会人をスタートしてすぐだから貯金がなくて当然
- 独り身だしそんなにお金に困らないだろう
- 趣味にお金を使うことはやめられない
- お金を使うことで社会勉強をしている
- 友達や先輩の誘いを断れないから交際費は仕方ない出費
お金は「貯める意思」がなければ貯まらないもの。「お金がなくなるのは仕方ない」という考え方ではいけません。人に流されて「お金の操り人形」になるのではなく「自ら律して管理する」という立場でお金と向き合うべき。
目次
お金を貯める習慣とお金が逃げる習慣
お金が貯まらない人がお金が逃げる習慣が身についているように、お金持ちはお金を貯める習慣が身についています。同じ給料の2人でも、考え方はそれぞれ違います。
1人は「給料が安いから貯蓄に回せない」と考え、普段から「給料が安い」などネガティブな言葉を発しています。もちろん、お金がたまらない典型的なタイプです。「給料が安いから手元にお金が残らなくても仕方ない」と言い訳をすると、持っているお金を余すことなく浪費してしまうんです。
もう1人は「給料はできるだけ貯蓄する」と考えています。貯蓄することが目的なので、給料日だからと欲しいものを買ったり、贅沢をすることもありません。そして、貯蓄ができるタイプは「給料が安い」などと愚痴をこぼさない人が多いです。遊びや趣味も無駄な出費を抑えて、お金のかからない楽しみを持っています。
お金を貯めるための基本的な考え方
「貯金をしよう」と考えるとき、どちらが正解なのでしょう?
- 給料で1か月生活して、余ったお金を貯金する。
- 給料が出たときに一定の金額を貯金して、余ったお金で生活する。
お金が貯まらない人に、ありがちなのは①の考え方。お金を貯めたいなら②のように、先に貯金をして残ったお金を生活費にしてください。
この2つは、似ているようで決定的に違うところがあります。それは貯蓄する金額を決めていること。
お金は意図的に貯めない限り、勝手に貯まるものではありません。人間の欲求なんて底なしですから、お金はあればあるほど、欲しいものに使ってしまいます。
お金を貯めるには、給料日の行動が大切ってことですね。
お金を貯めるためにお小遣い制を取り入れるべき?
お金を貯めるために、お小遣い制を取り入れるべきだと考える人も多いでしょう。お小遣い制のメリットは、支出を管理しやすいので毎月決まった金額を貯金しやすくなります。
夫婦のお金の管理の仕方は色々あると思いますが、私の夫婦もお小遣い制度になっていました。
私は3万5000円のお小遣いをもらって生活していたんですが、お小遣いの内訳はこんな感じです。
- コンタクト代 2000円
- タバコ代 15000円
- ガソリン代 10000円
- 昼食代 10000円
こんな感じで支出があるので、毎月びみょうにお金が足りません。これはタバコをやめるしかありませんね。
サラリーマンがもらうお小遣いの平均はいくら?
結婚したら財布のヒモが固くなった友達はいませんか?結婚することで、自分で自由にお金を使えなくなったという声を良く聞きます。結婚したら家族を養う必要があるので、自分だけが給料を使って良いわけではありません。私も結婚して、自分で自由に使えるお金は減ったのですが、実際に他の人がどれだけのお小遣いを使っているのか気になります。
サラリーマンのお小遣いの平均は約「3万9000円」という結果が出ています。
これは色んな年代や地域の平均なので多い少ないと感じるのは人それぞれです。
実は平均よりもお小遣いが少ないからと言って、妥当なお小遣いをもらっていないとは限りません。
収入によってお小遣いの平均は変わります。
使えるお小遣いは年収によってことなりますが、年収300万円くらいの人であれば、2万円前後が妥当な金額となるようです。
目安として、使えるお小遣いは年収50万円ごとに1万円増えるのが一般的なようです。
年収が50万円増えても1万円しかお小遣いが増えないって悲しい気もしますが、愛する家族がいるので仕方ないことです。
お小遣いをを増やしたければ年収を上げるしかありません。
簡単に給料がアップすれば悩むこともないのですが中々そうもいきません。
もし自分の稼ぎが少なくても、共働きができる環境であれば、世帯収入を増やして、お小遣いを上げることができるかもしれません。
結婚して家庭を持つと世帯収入が重要になるため、協力して世帯収入を上げることが大事になってきます。
世帯収入を上げるために家族で一致団結して頑張りましょう。
独身が使うお小遣いの平均はいくら?
独身は自由にお金が使えますが、平均すると支出は意外と少ないようです。独身が自分に対して使うお小遣いの平均は、4万5000円くらいです。サラリーマンのお小遣いの平均より多いものの、そこまで変わりません。これは独身でいる人の平均年齢が低い為、収入も少ないからという理由もあります。
しかし、意外と独身時代に貯蓄をしていたという人も少なくないようですね。給料をもらったからと言って全部使いきってしまうようでは、その後が思いやられます。
また独身の人は自分の使うお金を月で決めておけば、大事な人に出会って結婚した時にお金に困ることはないですね。それに独身時代に金銭感覚を鍛えておけば、結婚したからといって使えるお金が少なくなったと嘆くこともありません。
少ないお小遣いでも上手にやり繰りすればOK
ここまで色々とお小遣いについて書いてきましたが、それでももらっているお小遣いが少ないと不満に思う人がいるでしょう。
もちろん収入の割にお小遣いが少なければ、家族に相談してみるのも良いでしょう。しかし、その前に今のお小遣いが無駄遣いをしていないか考えましょう。
無駄な買い物や浪費をしていませんか?
自分の趣味にお金を使い過ぎていませんか?
家族で生活するとなれば給料は自分のお金ではなく、家族のお金です。将来に備えておかねばならない時代に無駄にお金を使い過ぎるのはよくありません。今お金を使わないことで、将来必要な時に苦労しなくて済むかもしれません。それに貯蓄があることで、心にゆとりが持てて安心して毎日を送ることができるでしょう。
お小遣い制にはデメリットもある
お小遣い制の最大のデメリットは「夫婦ゲンカが増えること」です。
仕事をしていると思わぬ出費がかかることもありますが、そのときお小遣いが足りなくなります。そのとき、お金をもらおうとすると、欲しいタイミングで「現金を今持っていないから」とお金がもらえないことがあります。
それだけならまだいいんですが、お金が必要だと妻に話すと「もうお金がないの?なんで?」なんて問いただされることもあります。言い方しだいではイライラして、仕方がないお金なのになぜこんなにケチなんだろうと、妻に言い返すこともありました。そんな生活を送っているとき、妻が高いものを購入したりするのが許せなくなっちゃいます。
お金をケチり過ぎると間違いなく夫婦ゲンカの原因となります。このやり取りがいやで借金をしてお金を使っている旦那さんも知っています。
本来、お金を使う権利は夫婦平等のはずですし、お金がない生活をすることはストレスの原因ともなります。妻がお金を管理する家庭も多いと思いますが、やりすぎには注意した方がいいですね。
理想は夫婦が自由にお金を使える状態にした上で、お互いに散財をしない質素倹約な生活をすることです。お互いにお金のことで信頼できれば、家庭のためにお金を貯めようと思うはずです。
私たち夫婦も色んなことを試しましたが、今はお互いのことを信頼してお金を自由に使えるようにしています。
お金を貯められる定期貯金のメリット
私は定期貯金をしていますが、利息は雀の涙って感じです。
月に3万円の定期貯金を1年間(年間36万円)続けたんですが、利息はたったの15円。
もはや、増やす目的で定期貯金している人なんていないでしょうね・・・。
「じゃあ、定期貯金をやる意味ない?」かというと、そうではありません。
定期貯金は、自分をコントロールするメリットがあります。
・窓口でしか解約(出金)手続きができない。
・給料日に自動引落の設定ができる。
・計画的にお金を貯められる。
利息以外にも、「お金を貯める」という点では、定期貯金はけっこうメリットがあります。
お金が貯められない人は、少し工夫して計画的にお金を貯める習慣を身に付けましょう。
私は貯金するために格安スマホに乗り換えました
私はお金を貯めるという目標ができてから、必要のない出費を極力カットすることにしました。そのため、大手キャリアから格安スマホにに乗り換えることから始めました。
数年前なので、近くにできたばかりのワイモバイルのショップでドコモから乗り換えることに。これが大正解だったと思っています。
一番驚いたのは、格安スマホにしても何も変わらなかったこと。変わったのは月額の電話料が安くなったことだけです。
私が一番気になっていた、通話やインターネットの品質も何も問題ありませんでした。身近なことからコストカットしていくことも、お金を貯める第一歩だと思います。
お金が欲しければ稼ぐ力をつけること
お金を貯めることも大切ですが、根本的に豊かになるためには、お金を稼ぐことが欠かせません。
どんなに節約しても、入ってくるお金が増えない限り、豊かになることはできません。
逆に言えば、お金を稼ぐ力が身につけば、その後の人生はこれまでと比較にならないほど好転するでしょう。
お金を稼ぐために、大切な考え方は「お金を稼ぐ人に見合った自分になる」ことです。
社会人が自分のために勉強している時間は、平均して1日10分以下です。
つまり、ほとんどの人が現状に満足しており、人生を好転したり、給料以上のお金を稼ぐなどと、考えることすらありません。
だから逆に言えば「努力をしたものはチャンスがつかめる」ということ。
お金を稼いで、人生を好転させる努力をしてみることをおすすめします。
アフィリエイトはまだまだ稼げる
稼ぐ力をつける方法として、私のおすすめはアフィリエイトです。
アフィリエイトは「成果報酬型広告」のことで、ブログなどで商品を紹介して、そこから購入されたら報酬が発生する仕組みとなっています。
奥が深くて難しい反面、成果が出ると収入が持続しやすく、もっとも努力が成果に結びつきやすいです。
また、書くジャンルは問わないので、自分が着実にスキルアップできます。
例えば、自分が詳しいジャンルだったり、これから仕事でスキルアップさせたいこと、資格についても書くことができます。
また、ブログなど自分が作ったコンテンツは、削除されない限り半永久的に残るので、一生涯にわたり自分の資産となります。